「ヒイラギパターン」

Nuchequula_nuchalis(Leiognathidae)


前回のブログを見られてない方は是非前回分からお読み下さい。






前回分では「立ち位置「使用するルアー」「フックについて」って事を話してきたんで今回はテクニック編。


対して難しくなく、単純なパターンだからこそ、少しの意識とテクニックで周りに差がつくと言える、ヒイラギパターン。


いくつかポイントをまとめて書いていく。


■ルアーカラーについて
俺は基本的にカラーで釣れる、釣れないを語るのは好きではないのだが、このヒイラギパターンにおいては鉄則がある。
それはホログラムのカラーを使うこと。

オススメはルアーはレンジベイトの黒銀(正確な名前わからない(笑))

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なぜクリアではなくホログラムなのか?ってのはヒイラギの生態に関係していて、ヒイラギというのは食道に発光バクテリアを共生させ、暗所で発光もする。
つまりはケイムラみたいに水中で光っているのである。
これはケイムラカラーでマッチザベイトにさせるのではなく、ホログラムカラーのフラッシングで目立たせてやる。というのがとても効果的なのだ。

■アクション
ボトムをデットスローからのリフト、トゥイッチ後のフォールが一番バイトを得られるパターン。
この時意識して欲しいのは、周りのヒイラギを散らす。と言うこと。
散らしたヒイラギ達に取り残されたヒイラギを演出してあげるイメージ。フォールはしっかりテンションをかけてカーブフォールで行うこと。

■場を休ませる事
アクションで説明したように、ヒイラギが散った場所を何度も同じパターンで通すのは非常に効率が悪い。
自分の立ち位置から前回話した、ヒイラギの溜まる場所を順番に通してあげるのがよい。
つまりは如何にヒイラギの溜まる場所を見つけられるか。というのが大事になってくる。
 
ヒイラギの溜まる場所の見つけ方は前回のログで。

しかし見つけたとしても何度もルアーを通していればヒイラギにもプレッシャーがかかる。
なので時には場を休ませる。という事もすごく大事。



■時合いの時は場を荒らさないように
このヒイラギパターン、時合いがとにかく明確。
一人が釣れ出すと周りもポツポツ釣れ出す。というのがよくある。
そういう時は大体何をしても釣れるのだが、上に書いた事を繰り返していれば時合い以外でのバイトを出すことができる。
 
しかし「今が時合いだ!」という時はなるべくアクションを入れた釣りは控えた方がいい。
ヒイラギ、シーバスを如何にスレさせずに、どれだけ時合いを長くもたせるか。という事を意識してあげるとキャッチできる数はアップする。



■ベイトが変わるタイミングを見極める
上にも書いたが、ヒイラギは発光する。
その光が目立たなくなるとシーバスの反応はめっきり少なくなる。
明るくなって反応がなくなったらヒイラギパターンからトウゴロイワシにベイトが変わったと想定してパターンを組み替え、鉄板バイブやワームなどを投げてみるといい。
ヒイラギが多い場所にはトウゴロイワシも多いからね。


ざっとテクニック編は以上。

このヒイラギパターン、千葉の漁港で流行っているのだが、アングラーも多い。漁港関係者とのトラブルも結構頻繁におきているみたいだからくれぐれもマナーには気をつけてね。

ちなみに横浜でもこのヒイラギパターンが通用する場所がある。
つまりは千葉以外でも、このパターンが通用する場所がまだまだある。という事だ。

ヒイラギが多い場所を探して、まだ開拓されていない、自分だけのヒイラギパターンが成立するポイントを探すのも楽しいかもしれない。

冬の良型が釣れるパターンなので、まだヒイラギパターンを体験したことない人は今年の冬、是非体験してみてね。

ちなみに千葉はもう始まってるぞ!




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