月日が経つのって早いですね。
2017年もあと2ヶ月ちょい。
井田洋次郎のアノ捏造事件からもう3年も経ってるんですよ。
つい最近の事のように思うのは俺だけでは無いはず。
伝説級の捏造事件を今思い返してみると、色々と学べることがあるのでまとめてみようと思う。
プロアングラーは必見の内容となっているのでご覧ください。
プロアングラーとは
そもそも、シーバスフィッシングにはバスプロとは違い「プロ」という正しい定義が存在しない。
そんな中、現時点でシーバスフィッシング界におけるプロアングラーというのは大きくわけて3段階のランク分けがされている。
Aクラス
シーバス界のピラミッドに現時点ではトップに降臨するクラス。
このクラスに降臨する代表アングラーは自身でメーカーを立ち上げたり、自身のノウハウを製品にして販売している人達。数万人いるシーバスアングラーの中で10人いるかいないか。
Bクラス
メーカーからタックルのサポートを受けたり経験やノウハウをメーカーに提供して、監修ルアーをプロデュースしたりもしている。しかし、釣りだけで生活できるほどの報酬を得られないので、釣りとは別に仕事を掛け持ちしているアングラーがこのクラス。ブルーブルーのプロアングラーと呼ばれる人たちや、テスターと言われる人達はこのクラスに当てはまる。
ちなみに井田洋次郎はティムコのルアーを開発していたのでギリギリこのクラスに当てはまる。
Cクラス
メーカーから上手いこと言われルアーを渡され釣果報告をブログやSNSで行うアングラー。
よく「フィールドモニター」「フィールドテスター」などと呼ばれモニタリングしたりテストしているかのように見えるが実際はただのスピーカー役。しかし、プロアングラーになるための重要な入り口である事は確か。
プロアングラーは主にこの3つのクラスから成り立っている。
釣りだけで飯を食っているシーバスプロアングラーは10人も居ないほどシビアな世界である。
プロという正しい定義が存在しないため、周りの友人やメーカーに「プロ」と呼ばれると浮かれてしまい、定義もない肩書をやたらと大切にしてしまう傾向がある。
今日のお話は、そんな価値もない肩書を大切にし続けていると、本当に大切な物を手に入れられないだけではなく失い続けていくよ。っていうお話。
結構な長文になりそうなので、コーヒーでも用意しながらゆっくり読み物として楽しんで下さい。
プロアングラーの今と昔
ITやテクノロジーの進化が進み釣りを取り巻く環境というのは大きく変わった。
10年前だと今釣れている場所やパターンというのは新聞、雑誌、テレビ等でしか情報を得ることが難しかった。
故にメディア(新聞、雑誌、テレビ)に出演しているアングラーというのは希少性も高く一目置かれ存在であった。釣れるポイント釣れるパターンをわかっていれば並のスキルがあれば誰でも爆釣できるのだが、それをTVや雑誌であたかも釣りが上手く見せる事でそのアングラーが使っているタックルは飛ぶように売れた。
しかし今は違う。
誰でも簡単にブログやSNSで情報発信ができ釣果報告ができるようになった。
テレビでいつも爆釣していて、神だと思っていたアングラーのような釣り人が実は沢山いることを多くの人が知った。
そして気がついた。
正しい知識、最低限のスキルがあればシーバスは簡単に釣れるという事に。
釣れるポイント、釣れるタイミングであればプロじゃなくても釣れる。
釣れないポイント、釣れないタイミングであればプロでも釣れない。
井田洋次郎の過ち
そんな時代を生きていた井田洋次郎プロ。
彼は時代に飲まれてしまった被害者なのかもしれない。
プロアングラーというのはメーカーの看板を背負っている。
なので、メーカーの製品がいかに素晴らしいかを伝えなければならない。
釣りだけで生活できる程の報酬を得ているわけではないので、本業と並行して釣りに行き、釣果を残しそれを発信し続けなければならない。(9割5分のプロがこんな感じ)
そしてそんな彼自身が監修し、ルアーをプロデュースする話が来た。
彼にとっては人生のターニングポイントだ。
名実ともに世の中に知らしめるチャンスだった。
本業が忙しい中、合間を縫って釣りに行き、自身のオリジナル釣法「レンジドリフト」という必殺技をぶら下げてルアーをプロデュースするまで何とかたどり着いた。
しかし彼の体は悲鳴を挙げていた。
毎日の釣果をブログにあげなければならない。そんな使命感からか、彼は禁断の釣果捏造を犯した。
一匹の魚を何回も何回も釣ったかのように見せてしまったのだ。
その過ちが公になりメーカーとは契約が破綻され、契約していたメーカーは解散するまでの大事件となった。
そして彼は姿を消した。
これが井田洋次郎の犯した過ちの全貌であり、人生のターニングポイントとなってしまった。
井田洋次郎から学ぶ現代のプロアングラーの在り方
井田洋次郎が破滅した原因を一言で言うと「嘘」をついてしまったからだ。
これは多くのプロアングラーに言えることだが「嘘」をついてはいけない。
しかし現実的にはどうだろうか。
ブルーブルーのプロアングラー達はメーカーから渡されたルアーを否定することはできない。
釣果を捏造せずとも、本当は良いと思っていないルアーで釣果をあげて宣伝しなければならない。
ブルーブルーのプロアングラーがデイゲームで鉄板バイブを使う場合、本心はコアマンのアイアンプレートがいいと思っていても、契約メーカーのトレイシーを使わなければいけない。そしてトレイシーを宣伝しなければならない。つまりは、
嘘はついていないが「本音」を出せていない訳だ。
そんな条件の中でも釣果を挙げるプロアングラーはたしかに凄い。
多くの初心者のアングラー達から「凄い」「釣りが上手い」とは思って貰えるだろう。しかし、、
「信頼」はされていないのである。
この現状に"気がついているか"、"気がついていないか"が今後のプロアングラー人生の生命線になる。
私とプロアングラーの違い
ここで少し私のお話を。
私のブログ経由で毎月1,000万円以上楽天で買い物がされている。
私が紹介した製品は売れる一方、沢山釣ってるプロが宣伝しても売れない。
その差は一体何故か?それは、、
その差は一体何故か?それは、、
「本音」か「偽り」かの差である。
ご覧頂いているブログは、何があっても守っているコンセプトがあって「良い物はいい、悪いものは悪い」という本音を書くと決めている事。
ブログのタイトルでもある「言いたいことも言えない、こんな世の中じゃ」というのは反町隆史のポイズンという歌の歌詞からきている。
この歌。
本当にシーバスを釣りたいと思っている初心者の読者からしたら、ブルーブルーのルアーしか紹介しないプロより、トレイシーも使うし、パワーブレードも使うし、バクリーフィッシュも使ってるアングラーの方が参考になるのは当然である。
人気のあるブロガーやアングラーはこの辺をしっかり理解しているか、自然とこういう発信ができているから信頼される。商品を購入してみようかな、試して見ようかなと読者に思ってもらえるのである。
先程書いたとおり、はっきり物を申すと賛否両論があり、認めてくれる人もいるが批判もされる。
8割の人たちに批判されても2割の人達が認めてくれれば俺は大満足。1割でもいいくらい。
読者10人に対して2人が信用してくれれば、読者を10,000人に増やせば2,000人がファンとなってくれるのだから。
この辺の考え方は投資をしている人ならわかると思うが、レバレッジというのが大切になってくる。
とは言うものの・・・
ここまで話をすると大概のプロアングラーは、「たしかに言いたいことはわかる。とは言うものの・・・」と言い訳が始まる。
言いたい事はつまり、お世話になってるしメーカーと契約してしまっているから他社のルアーや競合ルアーを大体的に宣伝できない。という訳だ。
そうなのだ。
お世話になってしまっている。契約してしまっている。だからこそ、本音を言えなくなっているのだ。
これが根源なのだ。
お世話になって、契約してしまっているから、本音を言えずに偽りの自分をさらけ出すしかないのだ。
一方、一般アングラーはメーカーにお世話にもなってないし、契約もしてないから本音を言えるし、偽る必要もない。
お世話になって契約して偽りの自分でいる事の恩恵を考えれば、そんな契約とっとと破棄すればいい。
メーカーもあなたが結果を出せなくなったり、都合が悪くなれば契約を切る気でいるのだから。
プロアングラーの多くは善意で行っているがメーカーはビジネスなのだ。
そもそも井田洋次郎が、捏造をする意味なんて本来は無かったのだ。
本来は、ルアーを作ってそれを販売して必要な人に使ってもらえばそれで良いのだ。
ただ、悪いメーカーはプロアングラーを総動員させて宣伝をさせて、あたかもこのルアーがあれば、釣果が上がると謳いまくる。
本当に釣果を上げたいと思っている初心者アングラーは見事に釣られてしまう訳だ。
そうでもしないと経営がうまくいかないメーカーなんてのは多数存在する。
ようはルアーなんて何でもよくて、むか~しに流行ったルアーをパクってあたかもNEWコンセプトっぽくして販売すれば何も知らない素人がバコバコ買ってくれるなんてそんな状態。
ただ、こんな事をしててもメーカーが儲かるだけで他は誰も幸せにならない。
WIN-LOOSEの関係だ。
WIN-LOOSEの関係がどこかに生じている状態ではその業界は決して伸びていかない。
メーカーが肥えていっても、どこかに必ずしわ寄せがくるからだ。
しわ寄せが来た部分はどこかで必ず潰れる。
それはプロアングラー自身かもしれないし、消費者でもある初心者の一般アングラーかもしれない。
いつまで意味のないプロアングラーという活動を続けるの?
そんなに価値のあるもんなの?プロという肩書って。
価値を現金化する方法を知らない
プロアングラーを続ける目的のひとつに「お金」というのがある人も中にはいるかも知れない。
メーカーからタックルを提供してもらったり、監修ルアーの売上の数%が入ってきたり、遠征費を出してくれたりと契約によって様々だが直接的にも間接的にもお金に関する恩恵を少なからず受けている。
プロアングラーというのは少なからずメーカーに認められている人間であるので実力も知名度もはある程度あるはずである。
ただその実力と知名度をどうやってお金に変えるか?って方法を知らない。
「本音では無いけどメーカーの宣伝をする」
これをすれば、お金が入ってくるという事に旨味を覚えて今に至るプロアングラーがどのくらいいることやら。
プロアングラー向けではく、一般アングラー向けに配信しているメルマガだが、読めば釣りブログでお金を稼ぐ方法を無料で公開しているので興味があるプロアングラーは読んでみて欲しい。
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ブログを書くのは面倒くさいけど、お金をてっとりはやく増やしたり、安く釣具を買いたい人は私のラインのタイムラインに色々と裏技を書いているので見てみて欲しい。
ただ単純に釣りが好きというのであれば、お金の稼ぎ方なんてしらなくてもいいが、好きな釣りでお金を稼ぎたいという思いがあるのであれば見ておいて損はない内容になっています。
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ステラがあたるアンケートのお知らせなども、LINEでいち早くお知らせさせていただいているので情報を見逃さないようにしておく事をオススメします。
プロアングラーは無敵になれる
プロアングラーはメーカーの犬のようになっている人が沢山いる。
釣りのノウハウは人以上あるのに、その価値を活かす方法を知らないだけで、メーカーにその価値を上手く利用されてしまっている。
月間100万円相当の価値をメーカーに全て無償もしくはお小遣い程度で提供してしまっている。
単純に勿体無いんだよね。
儲かってないメーカーなんてのは論外として、儲かってるメーカーの社長はどうよ。
いい車に乗って、いい家に住んで、美味しいもの食べて、海外に遊びに行って、キャバクラで豪遊して。駆け出しの女アングラーはぶらかして。おっと。こういうディープな話はLINEで。
けどいいのよ。自分で稼いだ金で何しようと。
ただ、従業員やプロアングラーに利益の分配はされているかどうか。
分配するしないも、メーカーの社長の勝手だからその社長を攻めるのもお門違い。
メーカーの社長に対して「お前だけ贅沢しやがって」と思う暇があるならば、自分の価値を活かす方法を知らない自分に喝をいれた方がいい。
そして自分の価値を活かすための方法を学び、その努力をすればいい。
一年本気で正しい努力をするだけで人生はアっと驚くほどに変わるから。
大切なことだからもう一度言うけど正しい努力ね。
豊かで自分の価値を最大限に活かせるアングラーが増えれば釣り業界はさらに活性化していく。
そんな事を願って記事にしてみました。
とても長い記事でしたが、言いたいことを一言でまとめると、
『時代に合わせて自分も変わらないといけない』
という事。
昔に比べて、自分の価値を自分だけで換金しやすくなった。
一般人がinstagramで有名になったり、趣味が食べ歩きのただのサラリーマンがグルメ本を出したり、YouTubeに好きなこと配信して億万長者になったり。
あなたにもその可能性があるという事を忘れないで欲しい。
長くなってしまいましたが最後までお読み頂きありがとうございました。
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