契約メーカーを複数もつ嶋田仁正プロが契約メーカー以外のルアーを自腹で買ったルアーを紹介するシリーズが面白い。

instpht


気になるルアー買ってみた1
http://www.fimosw.com/u/jinsei3/c4se6dphhxvjd2

気になるルアー買ってみた2
http://www.fimosw.com/u/jinsei3/c4se6dpt2e6wt5

プロアングラーという立場上こういうことはタブーとされているのだが、こういう活動と言うか情報発信は素晴らしいなと。

貧乏なプロアングラーというのは、一般アングラー同様にそこまで釣具を沢山買ったりはできない。故に色々な種類を使ったこと無い人は正しいレビューなんてできるわけがないんだよね。

食べログなどでも同じ事が言えるんだけど、普段スシローしか食べてない人が、一人前2万円近くする鮨を食べれば「超ウマイ」って言うのと同じ。

カルディアをいつも使ってる人がイグジストを使えば良いと言うのは当たり前。
イグジストの良さを本気で語るにはステラを同じだけ使い込まなければ比較は出来ない。

これはロッドやリールに限らずルアーも同じ。

ルアーに関して言えば数年前の鉄板バイブブームの際にコアマンのIP-26(アイアンプレート)を色々な開発陣が購入して実際に使って自社製品の参考にした。

そういうプロセスも開発段階からドンドン情報発信していけばいいのになーと。

個人的にも好きだし、今一番勢いのあるルアーメーカーであるコアマンなんかがいい例。

どこで見たかは忘れてしまったんだけど泉氏が自身の持つ大量のルアーに囲まれている写真がどこかに掲載されていたんだけどその写真一枚で「泉氏は沢山のルアーを知っている」「泉氏は沢山のルアーを使ったことがある」「泉氏はルアーを比較できる」「泉氏は足りてないルアーがわかる」故にコアマンは新しいコンセプトかつ釣れるルアーを続々とリリースができる。という印象に繋がるし実際に結果も出している。

取り巻く環境が大きく変わっている今、自身もその環境に合わせてアップデートしていかなければいけない。

そういう意味で言うと今釣り業界というのは、プロもメーカーも一般アングラーも一気に飛び抜ける事ができるチャンスでもある。

環境の変化に対応できている人もメーカーも少ないからね。

一般アングラーがデジタルツールを上手く活用してプロよりも知名度や影響力を得ることもできるし、素人がメーカーより釣れるルアーをプロデュースして販売することもできる。問屋なんて通さなくたって販売できる経路も簡単に作れることができるしね。

釣り業界というマーケットは縮小しつつあるがこれから近い将来(1~5年)でさらに釣り業界は変わっていくキーワードは「変化」だ。

生物や人類が環境にあわせて進化してきたように、環境にあわせて進化出来る人やメーカーは生き残るし、変化ができない人やメーカーは滅びていく。恐竜が絶滅したように。

これは釣り業界に限らず一人ひとりの人生にも言えること。
取り残されないように頑張っていきましょう。


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