相手に何か物事を伝える時、
意識しておきたいテクニックがあります。
それは「メンタルモデル構築法」です。
メンタルモデル構築法というのは、
いわば思考の準備体操のようなものです。
たとえば...
■質問A
ペペロンチーノ材料を教えてください。
■質問B
パスタについて質問したいのですが、
ペペロンチーノ材料を教えてください。
この2つの質問をされた場合、
スッと頭に入ってくるの質問Bです。
本題の前に何について話すかを伝え、
相手のメンタルモデルを構築した上で、
本題を話しているからです。
これが「メンタルモデル構築法」です。
人の脳は常に何かを考えているので、
意識していない話を急に振られると、
その情報をうまく処理することができません。
何か他の考え事をしていると、
会議の話が全く頭に入ってこないのと同じです。
ですので、
あなたが相手になにかを伝えたい場合は、
「これから何を話すか」を伝えてあげることで、
相手の脳のスイッチが切えることができます。
すると相手は
あなたの話をスッと聞き入れやすくなり、
あなたの思い通りに話が展開しやすくなるのです。
このメンタルモデル構築法は、
メール、LINE、ブログなどでの応用が可能です。
それは「件名」や「タイトル」などです。
いきなり本題を話されるよりも、
件名でメンタルモデルを構築させてから
本題に入ったほうが相手の理解度が高まります。
ここまで、
いかがでしょうか？？
メンタルモデル構築法は、
あなたの生活やビジネスに役に立ちそうですか？
本題を話す前にワンクッション置くだけという、
簡単な方法で相手の理解度を高められますので、
どんどん活用してもらえればと思います。
最後に一点、メンタルモデル構築法を使う際に
注意してもらいたいことがあります。
それは長い話や長い文章を送るときです。
例え話の最初にメンタルモデルを構築しても
話が長いとメンタルモデルは弱くなってきます。
その理由は話しが脱線するからです。
話が脱線するとメンタルモデルが崩れて
相手は話についてこれなくなってしまうので
話は脱線させないように気をつけましょう。
長い話や文章の場合は見出しを区切ることで
メンタルモデルの再構築を繰り返しながら、
会話や文章を続けることが可能になります。
テレワークが普及していくと、
チャットでやり取りも増えると思うので
見出しを上手く使ってみてください。
私は見出しと文字入力すると、
下記を見出し枠の辞書登録してあります。
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もしよければパクって使ってください。
ということで、
会話をする時は相手のメンタルモデルを意識して
話すように心がけてみてください。
相手の反応もぐっと変わるかもしれません。
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